Laphroaig 25 Yearsの味と香りの評価
ラフロイグは、「20世紀にスコッチウイスキーの蒸留所を所有・運営した初の女性蒸留所マネージャー」であるベッシー・ウィリアムソンの人生を記念して、25年熟成のエクスプレッションを発表しました。
生粋のグラスゴー人であるウィリアムソンは、1932年に大学を卒業してすぐにラフロイグで夏の仕事を始めました。1932年、大学を卒業してすぐにラフロイグに入社したウィリアムソンは、夏休みが終わった後もラフロイグに残り、1938年にオーナーのイアン・ハンターが脳卒中で倒れた後は、アメリカの流通を担当することになった。
第二次世界大戦中には、彼女は蒸留所のマネージャーとなり、スコッチ業界では最も年長の女性となった。ウィリアムソンは「シングルモルト・スコッチの流行をいち早く察知し、ラフロイグ・ウィスキー、ひいては他のアイラ・モルトをアメリカ市場に送り出した」という。
彼女は、1961年にスコッチ・ウィスキー協会のアメリカのスポークスマンとなり、全国各地でアイラウィスキーのプロモーションを行いました。
ウイスキー自体については、Laphroaig 25 Year Old The Bessie Williamson Storyは、”refill American oak hogsheads and refill barrels “で熟成されたシングルモルトです。蒸溜所の公式テイスティングノートは以下の通りです。
香り:スパイシーでフローラルな香りを持つピート系。甘いモルティな香りに加えて、梨のしずく、青りんご、ボンボンの甘い香りがする。
味わい: 塩辛いタールオイルペースト、甘いハーブとスパイス、アカシアの蜂蜜、トマトの葉、ブラックペッパー。ピートスモークの甘さと土っぽさを伴った紛れもないラフロイグの海岸線の香りが、クラシックなアイラのスピリットをもたらします。
フィニッシュ: 花の香りと海岸線の香りを伴った温かみのある長い余韻。
筆者 がもちゃん@JPウィスキー
学生時代にふらりと入ったバーで飲んだウィスキーロックが美味しくてウィスキーの世界にどっぷりハマりました。バー巡りをして珍しいウィスキーが無いか探すのが趣味で、アイラモルト、ジャパニーズウィスキーなどが最近の好みです。ジャパニーズウィスキーが高騰して最近飲めないと嘆いています。