Laphroaig Càirdeas Triple Wood Cask Strengthの味と香りの評価
ファンを喜ばせるために、ラフロイグは2008年から「Càirdeas」シリーズを発売しています。第1弾は蒸溜所マネージャーのジョン・キャンベル氏の祖母が命名したもので、彼女はスコットランドのゲール語で “友情 “を意味する言葉を選んだという。
2019年のリリースでは、「ラフロイグ キャイルディアス トリプルウッド カスクストレングス」が登場します。過去の成功例をブレンドしたこのウイスキーは、バーボン樽、クォーターカスク、そして最後にオロロソシェリーヨーロピアンオークカスクという3つの熟成容器を組み合わせています。クォーターカスクは約50リットルと比較的小さいため、木と液体の接触が多くなります。これは、2017年のリリースと同じです。
これらのウイスキーは、毎年フェスティバルの期間中にリリースされます。参加者はキャンプをして、ウイスキーのテイスティングに加えて、ダンス(伝統的なものとそうでないもの)、ディナー、フライフィッシング、ゴルフ、ボウリング、コンサートなどを楽しみます。
有名な蒸留所が中心ですが、独立したアイラ島の蒸留所もそれぞれの日にテイスティングを行います。祭りの週は、ほとんどが穏やかな島に違った雰囲気をもたらします。知る人ぞ知るこのフェスティバルは、この地域の大きな発展とともに、今後も発展していくことでしょう。
外観:このウイスキーは非常にクリアな淡い銅色で、すぐに細い脚を形成します。
香り:香りはどこか大胆で、同時に柔らかい。革、キャラメルの下地があるトレーガーの煙のささやき、そしてグラスの中で休んでいる間に覗く塩の空気。
味わい:口に含むと、ラフロイグ特有のヨードのようなものが感じられる。カスクストレングスは深い味わいだ。中盤はナツメグとクローブの香りが広がり、オロロソ樽の影響なのか、タフィーのような甘さが感じられる。水を一滴たらすと、この部分の味わいが広がる。フィニッシュにはピートスモークの香りが残る。
筆者 がもちゃん@JPウィスキー
学生時代にふらりと入ったバーで飲んだウィスキーロックが美味しくてウィスキーの世界にどっぷりハマりました。バー巡りをして珍しいウィスキーが無いか探すのが趣味で、アイラモルト、ジャパニーズウィスキーなどが最近の好みです。ジャパニーズウィスキーが高騰して最近飲めないと嘆いています。